個人レベルでもインフレ対策は必要
最近の日本では「インフレ」によるリスクが増大しています。
インフレとは、インフレーションのことであり、物の値段が高くなることでお金の価値が相対的に下がることを言います。
ちなみに反対の減少は「デフレーション(デフレ)」です。
「インフレ」とは経済用語なので、日本全土を捉えた問題だと認識している人が多く、個人レベルでは何ら関係ないと考えている人が多いでしょう。
しかし、
個人レベルであってもインフレへの対処は重要
です。
現在、日本で起きているのは「インフレ」であり、国策として「インフレ」を実施しています。
国策にしている理由はまた別の機会にするとしても、国が国力を上げて「インフレ」を誘導しています。
では「インフレ」になると我々国民にどのような影響があるのでしょうか。
例えば、前年比10%の「インフレ」になったとしましょう。
つまり、今まで100円で買えていたものが110円でないと買えなくなるということです。
では、そんな時に給与が前年比10%増していたとしたらどうなるでしょう。
昨年と同じ金額を消費していたとしたら手元に残るお金は変わりません(正確に言えばお金の価値が下がっているので損をしている)。
つまり、収入を上げようと努力し、10%の収入アップに成功してもトントンむしろマイナスだということです。
少し豊かになろうと思えば、10%以上の収入アップを行わなければなりません。
しかしここで重要なことに気づかないでしょうか。
そうです。
日本では給与が全く伸びません。
むしろ減少を続け、ようやく底止まりしたところです。
物価は伸びるのに収入は増えない・・・という状況が如何に危険か誰にでも分かるでしょう。
さらに恐ろしいのは、物価はある程度、国によってコントロールされるので、人が徐々に馴染むように日本の社会へと浸透していきます。
すると、毎日頑張っているのになぜか一向にお金(資産)が貯まらない・・・という現状が出来上がります。
過去のインフレと現在のインフレは根本的に違う
現在の日本と過去の日本が見比べられることがよくあります。
昔もどんどん物価が上昇を続け、日本にもインフレが起きていいました。
しかし当時の日本では、インフレによる個人レベルの大きな問題はありませんでした。
その理由はシンプルで
物価の上昇以上に給料が上昇していたから
です。
昔の人は今よりももっとよく働いたからだ・・・という意見も聞こえてきそうですが、これは私から言わせれば賛同しかねる意見です。
昔には昔の努力のやり方があり、現代には現代における努力のやり方があるだけで、現代の日本人も一生懸命働いています。
頑張っている人はいつの時代も頑張っているし、頑張っていない人は何時の時代もがんばっていません。
しかし昔の日本は、国際経済の中で競争力があったため、外貨をたくさん稼ぐことができました。
つまりは、日本と言う国自体が世界に対して儲かっていました。
そんな状態が落ち着き、むしろ日本の国際経済の中での優位性が崩れた現在では、日本は儲からない国の一つです。
日本が儲からないということは、そこで生きる人達にお金が行き届きにくくなることを意味しています。
もっとシンプルに言えば、収入が伸びないことを意味しています。
つまり、現代のインフレにおける問題は収入が伸びないのに物価が上昇を続けていることです。
普通であればそんなこと起きるはずもないのですが、起きている要因は国策だからです。
国がインフレへと誘導し、ほんの一、二年の付け焼刃の措置としてインフレを誘発しているに過ぎません。
確実に経済の落ち込みは目に見えています。
個人レベルの経済問題が発生することが目に見えています。
実際に、定年退職後に老後破産者が増加していることを考えれば、その傾向は顕著でしょう(『老後破産への現実的な対処法 ~老後破産とは』)。
個人レベルで取り組むインフレ対策
では、そんな国策レベルで進む負の連鎖の中において、個人が対策できることは何でしょうか。
国の方針を変えるために政治に働きかける・・・という回答は素晴らしいかもしれませんが、日本に生きる一個人がジタバタしたところで何も変わりません。
素晴らしい理念ですが現実味がありません。
ではどうすればいいのでしょうか。
個人レベルでインフレ対策をするためには、まずある土台を築く必要があります。
それは
資産について学び、資産を築く方法に取り組んでいくこと
です。
日本人は「お金」について勉強する機会が少なく、資産を築くという発想がありません。
そのため、収入とは労働の対価という考え方しかなく、労働の対価としてしか収入を得られないと経済が衰退している時にはお金は一向に貯まりません。
では「資産」とは何を指している言葉なのでしょうか。
それを知るには「富裕層」と呼ばれる人達が考えていることを知ると理解しやすくなります。
一般人の方に「資産」について問うと、大半の人が「お金」と答え、少し詳しい人で「不動産」を付け足す程度です。
しかし富裕層は違います。
富裕層にとっての「資産」とは
将来的にお金を生み出すありとあらゆるもの
という考え方をしてます。
つまり、収入の手段が会社からの給料だけと考えたり、特定の収入源だけに依存しません。
これは決して、富裕層になったからこの考え方に行き着いたわけではありません。
富裕層を富裕層たらしめているのが、まさにこの「資産」に対しての考え方と言っても過言ではありません。
給与も事業を行うことも、証券や保険、不動産や現金など、挙げ始めたらキリがありません。
さらに富裕層は、これらの資産の考え方の中で「流動性」を重要視しています。
「流動性」の重要性を知るには、ゆくゆく「お金」が手に入ったとしても、手に入るまでに資金ショートしてしまっては意味がないことを考えれば簡単でしょう。
富裕層は、将来的にお金を生み出すものへの投資と流動的に必要なお金のバランスを見ながら、お金を稼ぎ、使い、守り、増やしていっています。
彼らからすれば、インフレであるのか、デフレであるのかは大きな問題ではなく、インフレにはインフレの、デフレにはデフレのお金の稼ぎ方、使い方、守り方、増やし方があるだけだと知っています。
そのため、インフレだけには関わらず、人が生きていく上では「お金」に対する知識が必要不可欠であることを意味しています。
個人レベルでインフレ対策するなら不動産投資をすべし!
では、具体的にインフレへ対策するためにはどうすればいいのでしょうか。
突然「お金」について学ぼうと思っても、何から始めればいいのか分からない人が多いでしょう。
そんな方におススメの方法があります。
それは
不動産投資について学び、できれば実践すること
です。
不動産とは「お金」の仕組みそのものと言ってもいいほど、「お金」の仕組みが凝縮された業界です。
さらに、適切な方法を知っていれば、ローリスク・ミドルリターンで投資が可能なので、「お金」については学びながら資産を形成していくことができます。
さらにさらに、会社員の方であれば、さらなるメリットがある状態で不動産投資を始めることができます。
そのメリットとは
他人のお金を使って元手なし、月々の出費なしで資産を形成しながら月々もプラス収支を生み出すことができるということ
です。
これはもちろん会社員でなくても可能ですが、日本の多くの会社員にとっては上記のメリットを生み出しやすい状況にあります(『お金の知識を持った会社員は最強説』)。
それにも関わらず、そんな情報が一般化していないのは、日本人の多くが「お金」について学んでいないからに過ぎません。
気づいている人は次々とサラリーマン大家としてデビューし、早い人であれば2年、一般的にも5~10年で月収と同額を不動産投資で月々生み出し、早期リタイアできる状態を創り上げています(『会社員が早期退職で悠々自適な生活を送る方法』)。
早期リタイアできる状態を創っても、働き続けるという選択肢はもちろん存在しますし、そんな状態での仕事は、本日の記事で記した理想論を追求するものも実現できるはずです。
会社員を続けるもよし、独立し新たな価値を創造するもよし、一度リタイアして身体を休めるのもいいでしょう。
資産を着実に形成すれば、様々な選択肢が生まれ、基本的に周囲の人間に対しても優しくなれるでしょう。
とはいえ、不動産投資にも様々な投資方法があるので、リスクの高い方法をとることはあまりおススメできないので、まずはしっかり学んでみることをおススメ致します。
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ぜひ今すぐにでも「お金」の勉強を始めてください。
そして「お金」に縛られた人生から解放され、自分自身の純粋な気持ちにそった選択ができるようになってください。
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