人生は少なくとも90年計画が必要
最近、日本の平均寿命がいくつか気にしたことがあるでしょうか?
学校の授業などで、日本の平均寿命は世界でもトップクラスだと学んだことがあると思います。
しかし、昨年の時点における平均寿命を具体的に言えるでしょうか?
2017年の時点における日本の平均寿命は
女性87歳:男性80歳
になっています。
しかも今後、この傾向はどんどん伸びていくことは間違いありません。
また、この寿命に関しては、気になる統計データもついてきます。
それは、
寝たきり寿命が約7年あること
です。
つまり、健康寿命は女性が80歳、男性が73歳ぐらいだということです。
それらの年齢に達した時、何かしらの病に犯され、その後は病床で過ごす確率が高いということです。
ここで記したのはあくまで平均であって、当然ながら平均よりも長い人がいて、短い人がいて、寝たきりになる人もいて、寝たきりにならない人もいます。
しかし、自分が生きていく上では、一つの指標になることは言うまでもありません。
さて、なぜこんな寿命の話をわざわざしたのかと言うと、
定年退職後の男女の資産に大きな問題が発生しているから
です。
少し先の話に感じる人もいるかもしれませんが、一度考えてみてください。
現在の平均寿命で考えても、女性は32年間、男性は25年間の退職後の人生があります。
仮に健康的な状態の時、夫婦で一か月に必要な生活費は30万円(都心部)と言われています。
では、25年間夫婦で生活した場合、いくら必要になるでしょうか。
単純計算で月30万円×25年で9,000万円が必要になってきます。
女性に関して言えば、さらに必要な資金は増えます。
では、これらのお金を何で賄えばいいのでしょうか。
一つは退職金であり、一つは年金であり、一つは貯金であると思います。
しかし、全ての要素を足したとしても9,000万円なんて金額に及ばないことは皆さんが一番ご存じのことでしょう。
しかも、今後、年金の総受給額が減少するのは明らかで、退職金もどうなるか分かったものではありません。
貯金をしようにもどんどん厳しい状況になっていくでしょう。
となると、定年退職後も働かざるを得なくなるため、シニア層の労働者が増えているわけですが、先ほども触れた通り、平均寿命のうち約7年間は病床で過ごすことになります。
つまり、働きたくても働けない状況が生まれるわけです。
結果、シニア層における自己破産者が増加する傾向にあります。
もはや日本においては、長生きすることが最大のリスクと言えるような状況になっています。
では、そんな最大のリスクに対してどのように備えておけばいいのでしょうか。
それは、
様々な通貨への分散、国の依存度の分散、現物資産とのバランスを考えながら、資産を蓄えつつ、減らさないような施策をとること
です。
できるだけ早い段階から取り組めば、それだけできることが増え、またその施策は定年退職後でなくともメリットを生み出すでしょう。
一つのヒントは「会社員は独立するより不動産リタイアを目指せ」です。
現役時代でリタイアできるということは、定年退職後の生活も維持できることを意味しています。