少し過激な表現をしてみました。
さてオリンピックも1年後に控え、東京の不動産価格は上がっております。
徐々に利確している人も増えてきているので、落ち着いてきてはいるものの、不動産会社の
「まだ上がる、まだ上がる」
の言葉に乗せられて欲をかいている投資家がいることも事実でしょう。
株式、為替などの投資もしかりですが、上がりきる前に売却、下がりきってから2割ほど戻したところで買うというのは、大怪我をしないいい目安とも言われておりますので、不動産もここらで売却して欲はかかないほうが賢明でしょう。また買えばいいんですから。
今日はちょっと面白い話をしていこうと思います。
それは
「死んだらプラスになる不動産投資」
というものについて考えていこうと思います。
・年金になる
・保険になる
・資産形成になる
この3つの文句を武器に不動産投資を促している機会にめぐり合うことは少なくはないと思います。
年収も500万円以上の方々が対象です。
この定番というべき会社員向けの不動産投資は下記のような簡単な資産が出せます。
毎月1.5万円の手出しがある(保険としてという営業をかけられる)、新築ワンルームマンションを購入した(ローンを使った)。
人に貸し出し、家賃収入を得て、ローン返済の原資に当てる方法をとる。
1.5万円×12ヶ月で年間18万円の手出し。
固定資産税を焼く10万円支払うと、合計28万円の出費。
初年度は赤字計上によって給与天引きの源泉所得税が還付されたとして、20万円ほどの赤字となります。
ローンは35年ローンを組むことが多いため、20万円×35年ということは、700万円の赤字となる。
35年後に家賃が10万円取れてたとした時に、70ヶ月も回収に時間がかかるという計算となる。
ワンルームを購入し、ローン完済後も6年くらいは自己資金の回収に回ってしまいます。
とてもしんどいことになりかねません。
ところがこんな方法もあります。
35年間のローンが終了する前に亡くなってしまったとしましょう。
すると、ローン残高は0となり、お金を生むものとしてマンションが遺族に残されますから、そのローン残高のない、マンションを所有することで儲かる不動産に近づきます。
つまり
「死んで儲かる」
ということです。
本来であれば生きているうちに儲かりたいというのが本音だと思います。
しかしこの方法では、マイナスになってしまう可能性が非常に高く、あわよくば命と引き換えに勝てる方法になっていると言えます。
死んだらプラスになる不動産ではなく、生きていながらプラスになる不動産を購入した方がいいに決まっています。
その方法を聞きたい人はオカシゴLINE@までご連絡ください。
次回は本テーマの②を投稿します。