現在のリスクと将来のリスクのバランスが重要
「お金と仕事のリテラシー(通称:オカシゴ)」では「お金」と「仕事」について学ぶことで、今よりも健やかに、豊かな生活が送れるヒントを提供することを目的としています。
ここでのポイントは「健やかに」という点です。
基本的に「お金」は「仕事」をする対価として得ることができます。
つまり「仕事」をすることで「お金」を稼ぎ、生活を豊かなものへとはぐくんでいくことができます。
そのため、働けば働くほど「お金」を稼ぐことができます。
その結果、幸せな生活を送ることができる・・・と思いきやそんなに簡単な話ではありません。
なぜなら
いくらお金があって豊かな暮らしができても、肉体的にも、精神的にも健康でなければ意味がないから
です。
その大きな要因となるのは、
働いて稼いだお金を消費だけに費やしてしまうこと
です。
もし仮に、現在のあなたが「消費」にのみ「お金」を使っているとしたら覚悟しなければならないことがあります。
それは
生涯にわたってずっと働き続ける必要があること
です。
それにも関わらず、人間の時間は有限です。
たいていの人間は、働くことができる時間には限りがあります。
この時間が有限であることが意味していることが分かるでしょうか。
それは、
大学を卒業し、定年までの約40年間で、自分の老後に生活していくための原資を作らなくてはならないこと
です。
「そんなことはわかっている・・・」というような声が聞こえてきそうですが、案外わかっていない人が多いようです。
その事実が分かりやすい例として「定年退職後に必要になる金額がいくらか」という質問に対して正確に答えられる人がほとんどいないことが挙げられます。
定年退職を60歳とした時、平均寿命が89歳だったとしましょう。
つまり、定年後29年間生きる計算です。
毎月30万円の生活費用が必要だった際に、年間で必要になるお金は360万円です。
その360万円に29年間を掛けてみると、、、その額は簡単に1億を超えます。
では反対に、1億円を40年間で貯金しようと思うと月々いくらになるでしょうか。
計算は簡単で「1億円÷40年÷12か月」という計算が成り立ちます。
つまりは、月々20万円が貯金として必要になってきます。
もっと正確な数値を出そうとすると、これからの日本ではインフレが予想されるので、社会の物価上昇率も考えると20万円以上の貯金が必要になってくることを意味しています。
年金があるじゃないか・・・と思われた人は、かなり見込みが甘いと言えるでしょう。
もちろん未来のことは誰にも分かりませんが、日本の現状をほんの少しでも勉強すれば、現在40~50歳ぐらいの人でも満足な年金はもらえないでしょう。
少しでももらえたらラッキー程度のハナシです。
今や日本では、長生きすることさえもリスクな時代になっています。
とはいえ、今目の前も大変なのに将来のことなんて・・・という方も多いかもしれません。
しかし、現在のリスクと将来のリスクは全く別物のリスクです。
そのため、現在と将来のリスクのバランスをみてリスク分散を行うようにしなければなりません。
ある意味では、現在のリスクも、過去における将来のリスクをヘッジしていなかったことによる帰結と言えます。
あなたはこのまま今まで通り、現在だけを見つめて生きていく道を選びますか?
もう勘の良い方であれば、不動産を儲けるために使うのではなく、資産を形成するのに最も適した手段だと気付き、不動産経営を始めています。
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