親の所得が子どもの将来の所得を決める
ここ数十年の間、日本と言う国は「先進国」と世界の国々から見られてきていました。
また、世界一豊かで治安が良いと言われてきた日本でしたが、今では衝撃的な事件が次々と増えてきています。
そして今や、親の所得によって、将来子どもが貧乏になるかが決まるという衝撃的なデータが出てきたようです(『「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え』)。
このデータを見れば、一口に日本を先進国と呼べない時代がやってきていると実感できます。
このデータによると、
小学校4年生時の親の所得差によって、後々の学力格差が生まれる
ということです。
これが真実であれば、子ども自身がいくら一生懸命に勉強していたとしても、親の所得差によって学力に差が生まれてしまうということです。
しかも、親も親で必死に働いて子どもを育てていたとしても所得に差があれば生まれてしまうという血も涙もない話です。
そして現代の日本は、未だかつてない貧富の差が生まれており、さらにその二極化は今後も拡大していくことがほぼ確実です。
そこに来て所得差が子どもの学力を決定づけるとすれば、子ども世代ではさらに所得差が拡大することを意味しています。
とはいえ、あくまで統計データなので全ての人間にあてはまるわけではありません。
しかしあくまでデータはデータなので確率論で言えば高いことは事実です。
会社員として年収500万円以下の方々が全体の70%を占めていると言われています。
この7割の方々の子どもは将来的に同じ道を歩む可能性が高くなります。
もし自分たちの子どもに、自分とは違った生活を送らせたいと願っているのであれば、絶対的に変化を与えられる何らかの行動が必要不可欠でしょう。
現在の所得を1.5倍程度にすることは、それほど難しいことではありません。
目前にあるチャンスを掴み取るか、怖がって見送ってしまうかの二択でしかありません。
とはいえ、情報が錯綜している現代の世の中では、それらの情報を取捨選択できる情報リテラシーが必要になってきます。
具体的に資産形成を考えていきたい方は、オカシゴの個人資産コンサルティングまでご相談ください。