シニア層の自己破産者増加から見える根本的な問題

シニア層の自己破産者増加から見える根本的な問題

自己破産者数はこの5年間大きく変化がありません。

しかし、ここ最近の破産者の特徴に、一つの大きな特徴があります

それは・・・

シニア層における破産者が増加していること

です。

しかもその借金の内容は

カードロンやキャッシングといったお手軽にできる借金

です。

一昔前の日本なら考えられない状況です。

 

それに比べ、若年層における破産者は比較的に少なく、体力的にも無理ができているのかもしれません。

しかし、シニア層の自己破産となると、悲惨な状況と言えるでしょう。

同じ自己破産でも、そこからの立ち直る気持ちには大きな差があるでしょう。

もし仮に、シニア層でカードローンなどの消費性が高いローンは完済しておかなければなりません。

間違っても多重債務にならないように対策し、もし仮になってしまったら、おまとめローンを活用し一元化すべきでしょう。

そのための方法は

人に相談すること

です。

もちろん相手を選ばなければなりませんが、自分の中に方法がないから借金をしてしまっています。

自分だけの力で解決できるなら借金することもなかったでしょう。

そのため、誰かに相談し、誰かに具体的なアイディアを授けてもらうべきでしょう。

また、シニア層の自己破産者の増加から、考えておくべきことがあります。

それは・・・

定年退職後の生活費を現役世代に考えておかないと悲惨な目にある

ということです。

これからは年金も定額通りもらえる保証はありません。

むしろ下がる可能性の方が高いと言えるでしょう。

そんな中で、生きていくだけの資産を確保しなければ、何らかの仕事を続けるか、破産をする道へと邁進してしまうでしょう。

その一旦を垣間見え始めている出来事だと感じるのは私だけではないでしょう。

日本においては既に長生きすることが最大のリスクと言える状況になっています(『日本は長生きすることがリスクの時代』)。

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