どれだけキレイな言い方をしても奨学金は借金です
皆さんは「奨学金」に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。
「学校に行くために必要なもの」、「教育を受けるために必要なもの」、「金利が安いので利用すべきもの」といったイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは
奨学金と言えども借金には変わりないこと
です。
当たり前のことですが、借金なので必ず返さなければなりません。
奨学金には、様々な「借金」とは思わせない工夫(?)が施されています。
「融資」という言葉は使われず「貸与」と表現されていることに全てが代表されています。
結果的に借りる人の「借金」への意識が薄れており、「返済」への重要度も薄れてしまっているのではないかと考えられます。
それを証拠に、社会情勢もあるものの、奨学金の返済が滞り、自己破産しなければならない人が続出しています。
昔であれば、あまり考えなくても大学へ行き、就職すれば自然に返していくことができたのかもしれません。
しかし今では、簡単に給料も上がらず、早期に退職してしまう人が増えてきた結果、返済能力がなくなってしまう人が続出しています。
しかも奨学金には、さらに恐ろしい負の連鎖が存在しています。
それは
保証人に親族(とくに親)がなっていること
です。
つまり、本人が自己破産しようが、奨学金の返済義務は保証人へと向かいます。
その結果、最近では奨学金をきっかけに負債者の自己破産が起きたあと、親も一緒に自己破産するケースが現れてきています。
負債者はまだ職業適齢期であれば職を探せても、悲惨なケースでは親は定年退職後の自己破産に陥るケースです。
自己破産だけで済めば御の字で、自殺者が出てくるケースまでメディアでさえ報道されています。
しかも、この傾向は強まる一方と言えるでしょう。
大切なことなので何度も言いますが、奨学金と言えでも「借金」です。
どんなにキレイごとを言っても借金は返さなければならないものです。
借金をする前には、借入金額と返済スケジュールを検討した上で借りなければなりません。
大学の卒業が就職を狙ったものであるならば、借金の返済を就職によって補えるか、そしてその可能性はどれくらいあるのかを考えた上で検討しましょう。
奨学金がきっかけで自殺してしまうなんて儚すぎます。
現在、奨学金を始めとした借金の返済でお悩みの方は、少しでも早く以下の「オカシゴ徳政令」に応募してみることをおススメ致します。