「お金」について学ぶことの本当の意義
日本人は「お金」について学ぶ機会がほとんどありません。
その結果、必然的に「お金」について教えられる人も少なく、大人も子どもも「お金」について学ぶタイミングがほとんどありません。
それにも関わらず、世の中は「お金」を中心にまわっているケースが大半で「お金」について学びを得ないことは、泳ぎ方も知らずに海へと飛び込んでいっているような状態です。
そんな時に、各企業や各団体が「お金」にまつわる勉強会を開催しているケースがあります。
「お金」への意識が高い人ほど、そういった組織の勉強会に参加しているかもしれませんが、実はこれも「お金」への勉強としては不十分です。
なぜなら、
世の中の大半の「お金」の勉強会には主催者側のマーケティング的な要素が含まれているから
です。
シンプルに言えば、主催者として売りたい商品があるため人を集める手段に使っているだけのことが多いということです。
その結果、根本的に大切な情報が入ってくることはありません。
これをマーケティング的な用語で言えば、
フロント商品として、低価格でセミナーや勉強会を開催し、バックエンド商品として高単価な商品が販売できるように信頼関係を構築する
という手段です。
マーケティングの良し悪しにおいて、善悪は別にあります。
悪意ある人がマーケティングを使いこなしてしまっても、一時的に大きな儲けを生み出すケースが往々にして存在しています。
マーケティングと聞くと、経営企画などをやっている人以外に不必要だと思われがちですが、マーケティングも「お金」に対する勉強の一環です。
「お金」の勉強と聞くと、株や為替や保険といった話がメインに感じるかもしれません。
しかし、オカシゴではそんな狭い意味で「お金」を勉強しても意味がないと考えています。
本当の意味で大切な「お金」の勉強とは、
・ローンの構造を学ぶこと
・お金ができた歴史を学ぶこと
・税金の仕組みと行動心理を学ぶこと
・物やお金の流通構造を学ぶこと
・銀行の仕組みを学ぶこと
・世の中の流れ(時流)を学ぶこと
と考えています。
他にも様々な要素が必要になってきますが、簡単に列挙しただけでこれだけ存在しています。
そのため「お金」について学ぶには一朝一夕にできることではなく、将来にわたって勉強し続けなければなりません。
日本のように大学を卒業したら勉強の必要はない・・・なんて甘いことは言ってられません。
できるだけ早く構造的な理解を進め、時代にあった事案(仮想通貨など)を勉強していく必要があるでしょう。
中途半端な「お金」の勉強は、かえって詐欺師に騙されやすくなるでしょう。
しかし構造的な理解を進めていれば、自分で内容を判断できるようになっているので、騙されるような話に手を出すようなことはないでしょう。
あくまで仕方のないリスクに限定することができるようになります。
本日の記事のように、お金と仕事のリテラシーを高められるように「オカシゴ」では日々情報を提供しています。
毎日読んでいるだけで半年もすれば、成り立ての経営者よりは「お金」の仕組みについて詳しくなれるように記しています。
ぜひ毎日チェックするようにおススメ致します。
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