利回りが高いことが意味するところ
どんな投資をする上でも基本になる考え方があります。
それは
・利回りが高い=リスクが高い
・利回りが低い=リスクが低い
です。
これはどんなものであれ、どんなセールストークをされたとしても間違いない事実です。
ローリスクハイリターンなんてことは現実的ではありません。
ここ最近でリスクが高いものといえば、超不安定な相場を展開している「仮想通貨市場」です。
毎日の乱高下と、株や為替と異なり毎日相場が動いているため、短期の売買を行うトレーダーはPCから離れられないでしょう。
大きく儲けられることもあれば、突然大きな損失を生み出すこともありえます。
このリスクとリターンの関係性は投資において外せません。
稀に低リスクなもので高いリターンを得られた・・・というケースがないわけではありませんが、そんなことは奇跡的なことで宝くじの一等を引き当てるような確率でしょう。
オカシゴでは資産形成において不動産を活用することをおススメしていますが、このリスクとリターンの関係は不動産においても同様に言えます。
都内の主要駅近くのマンションの利回りは低くリスクは限定的になるものの、地方のアパートなどは高利回りであってもリスクが高くなります。
このほかにも不動産における、リスクとリターンの背景には様々なことがありますが、一般的に、どんな投資に関しても、リターンとリスクは低ければ低く、高ければ高いということには変わりはありません。
この当たり前の法則を頭にいれておけば、詐欺的な投資案件を見抜く一つの大きな基準になるでしょう。
「投資」という言葉が乱用されるようになったため、本来の意味するところとは大きくかけ離れた投資案件が存在していますが、そもそもの投資の目的は資産を形成することです。
資産を形成するために資産を失うことは本末転倒で、資産は積み上げていくものです。
そのためには、コツコツ行っていくことが最も安全で昔からの王道の方法であることは間違いありません。